講演のご案内|10月13日(土)広島県立歴史博物館【終了】

広島県立歴史博物館(福山市西町2-4-1)の近世文化展示室がリニューアルされ、平成30年10月12日(金)より同館蔵・重要文化財菅茶山関係資料の常設展示が開始されます。これを記念し、秋の展示 「過去を知る・未来へ伝えるー文化財の保存と修理ー」が開催され、10月13日(土)14:00より、記念講演会にて弊社代表取締役・大菅が「文化財の保存修理ー菅茶山関係資料を中心にー」と題して講演します。

菅茶山(1748〜1827)は江戸時代後期の我が国を代表する漢詩人・教育者で、山陽道の宿場町・備後国神辺(現在の福山市)に私塾「黄葉夕陽村舎 (のちの廉塾)」を開設して人材育成に尽力し、頼山陽をはじめとする多くの門弟を輩出しました。菅茶山が生前に作成・収集した資料のうち5,369点が重要文化財(歴史資料)に指定されています。

菅茶山関係資料は、かけがえのない文化財として適切な保存継承を図るとともに、安全な展示・公開を可能とするため、傷みが激しく緊急度の高い書画類から順次計画的な修理が行われています。本講演では、普段馴染みの薄い文化財修理、特に「絵や書などの修理」がどのように行われているかについて、これまでに修理が完了した菅茶山関係資料の実際の修理作業を振り返りながらご紹介いたします。

◆広島県立歴史博物館 秋の展示開催記念講演会
日 時 10月13日(土曜日)午後2時~3時30分
講座名 「文化財の保存修理-菅茶山関係資料を中心に-」
講 師 大菅 直(株式会社光影堂代表取締役)
場 所 当館講堂
※申込不要,聴講料無料

ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館) | 広島県教育委員会

ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)の公式HPです。中世の港町を実物大に復原した展示室が一番の見どころ